不妊

オステオパシー 不妊

1.不妊について

不妊については、婦人科の分野でかなりの施行が行われています。実際にその治療の恩恵で自らのお子さんを手にされた方も多いと思います。しかし、現実にはすべてのケースで上手くいくとは限らず、不妊先進国のフランスの実情を加味すると、今後日本でも二組に一組は不妊という事も現実として出てくる可能性があります。フランスでもオステオパシーでのアプローチがあり、かなりの実績を残しています。日本では、法的・社会的な規制があり、同じように導入することは困難と思われますが、当施術院で今までに行ってきたことをまとめて、今日本でできる範囲で施術可能な事柄を紹介させていただきます。
  • 1今日本で女性に対して、できる範囲は、以下の通りです。
    ・骨盤や仙骨など、子宮・卵巣を取り巻く構造的な問題。
    ・広間膜と子宮・卵巣が機能的に動けるようにするための施術。
    ・神経や内分泌などの身体全体との関連
    ・卵子・精子が受精するためのフィールドに対しての施術
  • 2男性に対してできることは現実の問題として、あまり研究されていないのが現状です。基本的に無精子症の方には今のところ方法がありません。
    ・骨盤や仙骨など、体の構造的な問題。
    ・精巣・睾丸が機能的に動けるようにするための神経的な施術。
    ・神経や内分泌などとの身体全体との関連対する施術

2.症例

当院で、別の症状でお見えになって、かつ妊娠を希望されている方々に今まで行った症例が30例を超えた事で、ここに紹介させていただきます。
  • 1人間はどんな状況になっても、地球上にいる限り、重力に対して構造的に支えます。したがって生命を育むための基本として、骨盤を中心とした身体を支える構造を整えることは不可欠です。
  • 2次に大事なのは機能的な問題です。妊娠に関わる内臓器がしっかりとした機能を持たないと、難しいと考えます。
  • 3さらに、対象となる、子宮や卵巣・精巣・睾丸といった器官を身体全体が、機能的にバックアップしないと、特に長期に渡る妊娠期間を維持するのは難しいものです。
  • 4人間には3つの層があることを、エネルギーフィールドの項で紹介しましたが、妊娠に関しては全ての層に関係します。人が共有する地球上の、広い空間の中に、生まれてくる次の命が、母体のフィールドと子宮という場所を借りて、受精から胎生の場を作ります。宇宙の空間で行われた実験では、自分の卵など、自分の命とフィールドを持った状態でも、育ちませんでした。地球の持つ力と生命の神秘としか言いようがありませんが、それが現実です。

3.実際の施術

  • 1構造的な問題
    ・骨盤のズレがないかを確認します。ずれている場合には最初に直します。その後、骨盤の構造を支える軸の調整をします。
    ・さらに仙骨の状態を診ます。仙骨は骨盤の一部であると同時に、背骨の一部として、機能的に働きます。本来の仙骨の動きができる様にします。
    ・機能的に関連する身体と、全体のバランスをとります。
  • 2広間膜と子宮・卵巣が機能的に動けるようにするための施術。
    ・特に子宮は広間膜の影響を大きく受けます。広間膜の緊張や捻じれが有る時には、それらがどこから来るのかを見て無くします。
    ・子宮と卵巣に関しては、内臓なので、それ自体が動ける様に整えます。腰椎と仙骨から来る神経の活性も高めます。
    ・さらに、骨盤と子宮の位置の調整をします。子宮はその多くが筋組織で、骨盤の中で自由に動ける様にデザインされています。動く事で循環が促進され、月経の時の肥厚した内膜が、スムーズに剥がれ出るのです。子宮頚部が骨盤の中心に来るようにすることで子宮が最大の機能を発揮できます。
    ・男性の精巣・睾丸の機能的に動けるようにするための施術は、腰椎と仙骨から出る神経の働きが主になります。
  • 3神経や内分泌などの身体全体との関連の問題
    ・神経は人間が生きていく上で、なくてはならない組織です。特に自律神経は寝ている間も常に働いています。特に睡眠中の役割は大きく、身体のバランスと疲労を蓄積させないための条件を整えることが大事です。
    ・神経の調整は、全身の髄梢を流れる脳脊髄液の循環の改善と、後頭骨と仙骨の動きの改善で行います。
    ・ホルモンは血液を介して全身の器官に運ばれます。血流の改善も必要です。
  • 4卵子・精子が受精するためのフィールドについての施術
    ・オステオパシーの最も得意とした、そしてその真価を発揮できるのがこの施術です。
    ・胎児が月の動きと密接に関わって成長することは、出産されたことのある女性の多くの方が実感されているように、とても大事なことです。胎生期の成長に関わるという事は受精・着床にも大きく影響するという事です。
    ・まず、第一に元気な卵子を排出するための、卵巣に必要なエネルギーのフィールドが必要です。
    ・次に、排出された卵子を卵管綵が受け止めて、受精するためのフィールド。
    ・無事受精した受精卵を子宮の定位置に運んで着床するためのフィールド
    ・着床した受精卵を育む為の身体全体との関わりが密な、そして大きな子宮のフィールド
    ・オステオパシーではそれぞれの器官が持つフィールドどうしのバランスと身体全体とのバランスを其の都度取る事で、機能を保ちます。